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商いを起こすエネルギー・資源循環25万超

アプリで呼ぶと女性が電動自転車で資源ごみを取りに来る仕組みをつくった

Biciclando

メキシコ / ソノラ州 / エルモシヨ

アプリで呼ぶと女性が電動自転車で資源ごみを取りに来る仕組みをつくった
© Proyecto Puente — この写真が載っている記事

2022年1月にブルームバーグ財団の賞で100万ドルを得た。2024年11月にはモデロ地区で3人が動いていると報じられ、2025年7月には8人が契約していると報じられた。同年8月にアプリの一般公開が報じられている。

何をしたか

メキシコ・ソノラ州の州都エルモシヨで、アプリから呼ぶと女性が電動自転車で家まで資源ごみを取りに来る回収の網をつくった取り組み。

Expansión(2022年1月18日)によれば、使う側はアプリに出す資源の量を登録して回収を頼み、担い手(bicicladora)が回収の日時を組む。出す側は種類ごとに分けて渡し、代わりに点を受け取る。 点はアプリの協賛先で品物と交換できる。担い手は集めた資源を再生の拠点に運び、そこで金を受け取る。このやりとりはすべてアプリに記録され、アプリの利用は無料である(同)。

Milenio(2022年1月20日)は、使う側は点と割引を受け取り、資源が生む収入は女性の側が受け取ると書いている。

誰が始めたか

着想は市民の側から出ている。 Expansión(2022年1月18日)は、このアプリを「市民の発意(iniciativa ciudadana)であり、エルモシヨ市がそれを引き受けた」と書いている。Milenio(2022年1月20日)は、直線型から循環型への移行の案を募る催しがニューヨークの大学とともに行われ、その後に市民から最初の案が出たと書いている。

2人の市長にまたがっている。 同記事によれば、建築家でエルモシヨ市計画機関(Instituto Municipal de Planeación)の元長であるルピタ・ペニュニュリ氏が、当時の市長セリダ・ロペス氏(Morena)とともにこの事業を進め、次の市長アントニオ・アスティアサラン氏(PAN)のもとで引き継いだ。Milenio は意見欄の記事であり、この経緯はペニュニュリ氏への対談にもとづく。

解こうとした課題は2つだと、複数の出典が同じ形で書いている。 女性の失業と、低い再生率である(Proyecto Puente 2022年1月18日)。Expansión(同日)は、アスティアサラン氏の説明として、市で再生に回る廃棄物は2%に満たないこと感染症の広がった時期に失われた職の60%が女性のものだったことを挙げている。

試行の段階では自転車の団体が入っている。 Milenio(2022年1月20日)によれば、試行には Mujer en Bici などの団体が加わり、担い手になる女性の訓練を助けた。2025年には団体「Caminantes del Desierto」と市役所が組んでいる(Uniradio Informa Sonora 2025年7月5日)。

いくらかかったか

外から入った金は100万ドルである。 Proyecto Puente(2022年1月18日)によれば、エルモシヨはブルームバーグ財団の Desafío Global de Alcaldes の受賞15都市に選ばれ、100万ドルと、3年にわたる技術支援・訓練を受ける。同記事によれば、受賞15都市は13か国・6大陸から選ばれ、合わせて3,000万人以上の住民を代表する。この競争が始まったのは2021年1月で、99か国631都市の市長が案を出し、4か月かけて案を練った50都市から15都市が選ばれた(同)。

使い道は、あとの記事に書かれている。 El Imparcial(2025年7月4日)は、この100万ドルが循環経済センター(CEC)の建設、公共空間の改善、機材の購入、人の雇用に充てられたと書いている。

市の側がいくら出したかは、参照した10本のどこにも書かれていない。 unknown_fieldsfunding_scale を申告した。

1日に集まる額は1本にだけ出ている。 El Imparcial(2024年11月20日)は、3人の担い手が動いていたモデロ地区で、1日に集まる額は平均200〜300ペソだと書いている。出典はこれを地区の額として書いており、担い手の取り分とも1人あたりとも書いていない。

真似するなら最低何が必要か

第一に、資源の売り上げの行き先を決めておくこと。Milenio(2022年1月20日)は、使う側は点と割引を受け取り、資源が生む収入は女性の側が受け取ると書いている。ただし、あとの出典は雇用の形も書いている。 Proyecto Puente(2025年6月5日)は、担い手の取りまとめ役リリア・ノリエガ氏が「事業は女性に職を与える」と伝えたと書いており、El Imparcial(2025年7月4日)はデータ欄で8人が登録していると書いている。

第二に、拠点になる建物を1つ用意すること。Proyecto Puente(2025年6月5日)は、担い手の取りまとめ役ノリエガ氏が、担い手は戸口を回って集めるだけでなく CEC で直接持ち込みを受けると伝えたと書いている。 El Imparcial(2025年7月4日)によれば、賞金の使い道の筆頭がこの CEC の建設である。アプリだけでは資源の置き場が無い。

第三に、自転車で走れる道を同時に敷くこと。El Imparcial(2025年7月4日)は、試行と並行して自転車の道4キロの工事に入ったと書いている。

第四に、選考の条件に「他所でも真似できること」が入っていたことを見ておくこと。Milenio(2022年1月20日)は、選ばれる条件の一つが、その案を他所で繰り返せることだったと書いている。

第五に、市長が替わっても続く形にしておくこと。同記事によれば、この事業は別の政権下で立ち上がりながら、党の異なる次の市長のもとで続いた。引き継いだのは、両方の時期にいた市の計画機関の側である。

第六に、担い手の集め方を用意すること。El Imparcial(2024年11月20日)によれば、応募の条件は収入を増やす必要があること、自転車に乗れる体調であること、環境の改善を好むことの3つで、市はこれを女性向けの催しと説明会で伝えると述べていた。Proyecto Puente(2025年6月5日)は、経験は要らず、朝・午後・混合の時間帯が選べると書いている。

今どうなっているか

2026年8月時点で確認できたのは、2025年9月1日の記事までである。

規模は小さいところから広がっている。 El Imparcial(2024年11月20日)によれば、2024年の時点で動いていたのはモデロ地区の3人で、その年に集めたのは7トン近くだった。同記事は記事自身の言葉として、翌年は24人にしたいこと、加えたい地区がブガンビリアス・ペリオディスタ・サンベニートなどであることを書いている。市計画機関(Implan)の長ホセ・カリージョ・アトンド氏の発言として書かれているのは、11月29日の催しと12月2日の説明会の2件だけである。この記事の時点では、いずれも予定として書かれている。

2025年に入って人数と量が動いた。 Proyecto Puente(2025年6月5日)は、担い手の取りまとめ役リリア・ノリエガ氏が、正式には2か月の稼働で担い手は5人だと伝えたと書いている。El Imparcial(2025年7月4日)は、試行で8トンを超える資源(アルミ・段ボール・紙・PET・テトラパック)を集めたとし、本文では契約している女性が8人、翌週から訓練を始める人がさらに3人、電動自転車は6台だと書いている。同じ記事の写真の説明は担い手を6人としており、本文と食い違う。 2024年の記事が同じ年に7トン近くと書いていることと、2025年6月の「2か月の稼働」も食い違うので、どちらも discrepancies に並置した。

地区への持ち出しとアプリの公開は2025年である。 Uniradio Informa Sonora(2025年7月5日)は、市役所が団体「Caminantes del Desierto」と組み、はじめて地区に持ち出したと伝えている。同記事は、ノリエガ氏をこの団体の一員として紹介している。Proyecto Puente(2025年8月30日)は、住民と事業所が Google Play のアプリから回収を予約できるようになったと伝え、Noro(2025年9月1日)は使い方を段階ごとに説明している。受け入れる資源は、きれいな紙と段ボール、PET、アルミ缶、すすいでつぶして蓋をしたテトラパックである(Proyecto Puente 2025年8月30日)。

同じ発表に由来する記事がある。 2022年1月18日から20日の4本は受賞の発表を機に出たものだが、Expansión と Milenio はそれぞれ独自の対談を載せている。2025年8月30日と9月1日の2本はアプリ公開の発表に由来する。 Noro は写真ごとに出所を分けて記しており、エルモシヨ市役所・Freepik・El Imparcial の名がある。同記事は末尾に、El Imparcial・Dossie Político・Proyecto Puente の情報にもとづくと書いている(媒体名は出典の表記のまま写した)。

否定的な報道は、参照した10本の中には無い。 2026年7月末に市が CEC の利用を呼びかけた発表は複数の媒体に載っているが、掲載日が構造化された箇所に無いか、robots.txt を取得できないため、出典にできなかった。

出典

  1. Gana Hermosillo un millón de dólares con proyecto "Biciclando"; apoyará emprendimiento de mujeres y reciclaje — Proyecto Puente(2022-01-18)
  2. Biciclando, una app que apuesta por la sustentabilidad y emplear mujeres — Expansión(2022-01-18)
  3. Hermosillo wins $1 million toward innovative recycling program — KJZZ(2022-01-19)
  4. Biciclando por Hermosillo, un ejemplo de economía circular — Milenio(2022-01-20)
  5. Biciclando: Un proyecto de reciclaje que busca empoderar a las mujeres de Hermosillo — El Imparcial(2024-11-20)
  6. Biciclando en Hermosillo: una oportunidad para mujeres de generar recursos con reciclaje urbano: así puedes conseguir empleo — Proyecto Puente(2025-06-05)
  7. Mujeres van pedaleando y reciclando en Hermosillo: ¿conocías este programa piloto del Ayuntamiento? — El Imparcial(2025-07-04)
  8. "Biciclando" llega a las colonias de Hermosillo — Uniradio Informa Sonora(2025-07-05)
  9. Ciudadanos de Hermosillo ya pueden usar App 'Biciclando' para reciclar desde casa — Proyecto Puente(2025-08-30)
  10. Recicla en Hermosillo con la aplicación Biciclando: paso a paso para utilizarla — Noro(2025-09-01)

最終確認日 2026-08-19

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