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排水路の上に遊歩道を架けて公園にしたが、水のにおいの手当てが後回しになった

สวนสาธารณะคลองช่องนนทรี

タイ / バンコク都 / バンコク都(バーンラック区・サートーン区・ヤーンナーワー区)

排水路の上に遊歩道を架けて公園にしたが、水のにおいの手当てが後回しになった
© ไทยรัฐ(Thairath) — この写真が載っている記事

2021年12月に最初の区間が開いた。2022年に最後の2区間の入札が取り消され、2024年7月にはタイ・ラットが劣化を報じている。都は当初5区間だった計画を4区間に減らしたと説明している。

何をしたか

バンコク都心を流れる排水路チョンノンシー運河の上に遊歩道と広場を架け、公園にした事業。タイで最初の運河公園とされる(ไทยรัฐ 2024年8月3日)。運河はバーンラック・サートーン・ヤーンナーワーの3区にあり、幅はおよそ15〜17メートル、スラウォン通りに始まりシーロム・サートーン・チャン・ラチャダーピセーク・ラマ3世の各通りを抜けてチャオプラヤー川に至る、およそ4.5キロメートルの排水路である(同)。

遊歩道は運河の上に架かり、活動用の広場と、処理した運河の水を使う滝が置かれた。汚水は運河の下の管に分けられている(กรุงเทพธุรกิจ 2021年10月16日)。完成時は両岸で合わせて9キロメートルになる計画で、工事は5区間に分けられた(同)。

2021年11月17日の ฐานเศรษฐกิจ は、工事の進み具合を42%と伝え、最初の区間を同年12月25日に開けると書いている。(タイの出典は年を仏暦で書いている。ここでは、記事の掲載年から一意に決まる場合にかぎって西暦で示した。)

誰が始めたか

始めたのはバンコク都で、着手は当時のアッサウィン・クワンムアン都知事のもとで行われた(ไทยรัฐ 2024年8月3日)。所管は都の土木局である。

都知事本人の言葉が出典に残っている。 アッサウィン都知事は2021年10月16日にフェイスブックで、バンコクは運河の都市で、かつては移動と排水に使われ人の暮らしが運河とともにあったが、都市が発展して運河は排水だけの場所になったと書き、都は運河を排水以外にも使えるように公園にして緑地を増やすと述べた(กรุงเทพธุรกิจ 2021年10月16日が引用)。同じ投稿は กรุงเทพธุรกิจ の2022年1月3日の記事でも引かれている。

事業の位置づけは「2つ目のランドマーク」だった。 ฐานเศรษฐกิจ(2021年11月17日)は、政府と都が先に手をつけたオンアン運河の改修が世界に知られて新しい観光地になり収入を生んだのを受けて、この事業をランドマークの2件目と書いている。同記事では都の広報担当ポンサコーン・クワンムアン氏が進捗を明らかにしている。

運河そのものは排水施設である。 都の広報担当エーカワランユー・アムラパーン氏は2024年7月26日に、もともとこの運河は排水のためのもので、前の都知事が運河を美しくする事業を始めたと説明している(ไทยรัฐ 2024年7月26日)。

いくらかかったか

事業全体は9億8,000万バーツと報じられた(กรุงเทพธุรกิจ 2022年1月3日)。ただし、これより早い2021年11月17日の ฐานเศรษฐกิจ は同じ事業の総額を8億9,000万バーツと書いており、出典間で数字が食い違っている(詳細はdiscrepancies)。区間ごとの内訳は9億8,000万バーツ側の出典に出ている。

- 第1区間(スラウォン通り〜サートーン通り・800メートル):78,958,604.77バーツ。工事は完了し、2年間の工事保証の期間中である。出典は保証の終期を仏暦2569年2月20日と書いている。枯れた樹木は契約により受注者が植え替える義務があり、保証期間の満了後は都の部署が維持管理を行う(ไทยรัฐ 2024年8月3日)
- 第4区間(チャン通り〜ラチャダーピセーク通り)2億5,000万バーツ、第5区間(ラチャダーピセーク通り〜ラマ3世通り)2億バーツ:2022年11月7日、応札が1者のみだったことを理由に入札が取り消された(กรุงเทพธุรกิจ 2022年11月7日)
- 完成した2区間の合計:1億5,600万バーツ超。第3区間の見込みは約3億1,500万バーツ(ไทยรัฐ 2024年8月3日)

開業の直後から費用が問われている。 กรุงเทพธุรกิจ(2022年1月3日)は、9億8,000万バーツを投じる価値があるかという問いを立て、2021年12月25日に開いたのは5区間のうち第2区間だけで、そこに使われたのは8,000万バーツだと書いている。同記事は都の土木局長タイウット・カンケーオ氏の説明として、事業がスラウォン通りからラマ3世通りまでおよそ4.5キロメートル・幅およそ15メートルで、5区間に分けられていることを伝えている。

第1区間の入札は2回行われている。 กรุงเทพธุรกิจ(2022年11月7日)によれば、仏暦2564年12月3日に入札書類を買った事業者は6者いたが誰も応札せず、同年12月12日に公告が取り消された。都は仏暦2565年3月11日に再度公告し、同年4月5日に落札者を発表した。落札したのはウィワットポン・エンジニアリング社1者で、金額は7,900万バーツだった。

真似するなら最低何が必要か

第一に、その水路が何のためにあるかを先に確かめること。この運河は排水施設である。都の広報担当エーカワランユー氏は2024年7月26日、バンコクの運河の要は排水であり、したがってもともとさまざまなにおいのする水を含んでいると述べている(ไทยรัฐ 2024年7月26日)。

第二に、きれいにしたあとの「におい」を設計に入れること。同氏は、運河を美しくすることを考えるとき、美しくしたあとどうやってにおいを出さないようにするかについては、最初から細かく話されていなかったかもしれないと述べている(同)。以前は運河が道路に沿っていて住宅に接していなかったため、においは話題にならなかった。事業によって人が歩くようになって、においがあると感じられるようになったというのが同氏の説明である。

第三に、洪水対策とにおいが逆を向くことを知っておくこと。同氏によれば、事業の開始後にまず見たのは洪水の防止で、そのためには水をできるだけ減らす必要があった。ところが水を減らすとにおいが出た(同)。

第四に、落ち葉と工事の残置物を管理の対象に入れること。同氏は、運河に落ちた葉が有機物と同じ反応を起こして硫化水素を生じ、においと黒い色のもとになると説明している(同)。2024年7月31日の再取材では、運河に打ち込まれたまま残っていた数百本の木杭が撤去されつつあった。これは工事で余った資材で、水の流れと土砂をさえぎって堆積を生み、においのもとになっていた(ไทยรัฐ 2024年7月31日)。

第五に、工事保証が切れたあとに誰が手入れするかを決めておくこと。第1区間は2年間の工事保証の期間中で、枯れた樹木の植え替えは受注者の義務、保証の満了後は都の部署が維持管理を行うと整理されている(ไทยรัฐ 2024年8月3日)。維持管理の主体が切り替わる日付が決まっている。

第六に、区間を分けて発注すると、途中で止まりうること。5区間のうち最後の2区間は、2022年11月7日に応札が1者のみで入札が取り消された(กรุงเทพธุรกิจ 2022年11月7日)。

今どうなっているか

2026年8月時点で確認できたのは、2024年8月3日の記事までである。

劣化が2024年7月に報じられた。 ไทยรัฐ(2024年7月20日)によれば、รวมไทยสร้างชาติ 党の比例代表議員で元バンコク副都知事のクリアンヨット・スットラーパー氏が現地を歩いた映像を公開した。同氏は、水が黒くほぼ全区間でにおい、泡が浮いていたと述べ、大きな木・小さな木・地被植物のいずれも傷んでおり、傷んでいるのは面積のおよそ90%に及ぶと述べている。立ち枯れた大木はまだ無いが枝が乾き始めて折れる恐れがあるとも述べている。同氏によれば、近隣の事業者と住民から見に来てほしいという訴えがあり、現地で話した人たちは職員が手入れに来るのを見たことがないと述べたという。

当事者の側の説明が同じ媒体に載っている。 ไทยรัฐ(2024年7月26日)は、都の広報担当エーカワランユー・アムラパーン氏に読者の疑問をまとめて尋ねている。同氏は、においの原因と対処、そして当初5区間だった計画をいまは4区間に減らし、過去に第2区間を最初に作り、いまは第1区間に取りかかっていることを説明している。

1週間後の再取材では状態が変わっている。 ไทยรัฐ(2024年7月31日)によれば、取材班が最初に現地を見たとき、第2区間の水はやや緑がかっており一部でわずかにおい、第1区間の水は黒みがかった緑で明らかに不快なにおいがした。その後、都が「雨の弱いうちに良質な水を運河へ引き入れ、においを減らす」と発信し、再訪時には水位が上がってにおいが減り、十数人の作業員が木杭の撤去にあたっていた。

第3区間の計画は残っている。 ไทยรัฐ(2024年8月3日)は、完成した2区間の合計が1億5,600万バーツ超で、第3区間の見込みが約3億1,500万バーツだと伝えている。2024年8月より後の記録には到達していない。 status_current縮小 としたのは、5区間から4区間に減ったという2024年7月26日の説明と、最後の2区間の入札が取り消されたという2022年11月7日の報道にもとづく。

出典

  1. เผยโฉมสวนสาธารณะ "คลองช่องนนทรี" พื้นที่สีเขียวแห่งใหม่ เปิดเฟสแรก 25 ธ.ค. — กรุงเทพธุรกิจ(Bangkok Biz News)(2021-10-16)
  2. สวนสาธารณะใหม่กทม. ดีเดย์เปิดใช้ "คลองช่องนนทรี" 25 ธ.ค.นี้ — ฐานเศรษฐกิจ(Thansettakij)(2021-11-17)
  3. "สวนสาธารณะคลองช่องนนทรี” เป็นการลงทุนที่คุ้มค่าหรือไม่ — กรุงเทพธุรกิจ(Bangkok Biz News)(2022-01-03)
  4. กทม.ยกเลิกประมูล! ปรับปรุง “คลองช่องนนทรี” เฟส 4-5 วงเงิน 450 ล้าน — กรุงเทพธุรกิจ(Bangkok Biz News)(2022-11-07)
  5. คลองช่องนนทรี เสื่อมโทรม น้ำดำเหม็น จี้ กทม.คืนแลนด์มาร์ก — ไทยรัฐ(Thairath)(2024-07-20)
  6. คำตอบจาก กทม. ถึง 'คลองช่องนนทรี' 3 แนวทางลดกลิ่นเหม็น น้ำดำ — ไทยรัฐ(Thairath)(2024-07-26)
  7. คลองช่องนนทรี อะไรที่เปลี่ยนไป? — ไทยรัฐ(Thairath)(2024-07-31)
  8. เปิดแผนสร้างแลนด์มาร์ก คลองช่องนนทรี 3 เฟส งบฯ 472 ล้าน — ไทยรัฐ(Thairath)(2024-08-03)

最終確認日 2026-08-19

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